2020/07/02 14:46

スケートボードの歴史の中で
最もクールかつ激動期だった90年代初期に
ビデオ・雑誌でプロスケーターが
着用していたグラフィックやトレンドを
アイテム化しているDEAR,。

目のつけどころが当時を知ってれば共感でき、
知らない人には新たなメッセージとしても
面白いと思います。

おなじみのものから、マニアックなものまで、
こうしてアイテム化されることで
再発見できるまさにスケーターらしいアイデア。
とは言っても最近では

『マニアック過ぎて伝わらないブランド』的な
位置付けになっている気もしないでもないですが。

今回はモロにDear, らしい
コレクションです。
Dear,と仲の良いRudy Johnsonの協力のもと
初期Blind時代、Video Days時代の
コレクションとなります。


ここ数年Dwindle(World系列のカンパニー)が
Blind, 101, Ghetto Wear, New Dealなどを
復活させていますが
本家のはずなのに魅力的に見えないのはなぜか?

それはやはりグラフィックなどは
当時のモノを使用していますが
現代のトレンドに合わせて、ボディや
プリントカラー、ロゴの大きさなど
少しマイナーチェンジを
加えてしまっているからです。

それでは当時のブランドをライセンスして
ブランド名だけを使って
新しいブランドにしたと変わらないんです。

そこを確実に当時の90年代を再現出来るから
Dear, のプロダクツには響くものがあるんです。